「東京音頭」という新民謡の発見 ―地域振興曲の誕生90周年―

東京では夏の盆踊りシーズンを迎えると、盆踊り会場から「東京音頭」が聞こえてきます。2023年8月は「東京音頭」が誕生してから90周年を迎えます。これほど都民に長く愛された音頭はとても珍しいです。

しかし、1932(昭和7)年の「丸の内音頭」が翌年に「東京音頭」へと発展したこと、「東京音頭」を替歌にした音頭が続出したことなど、「東京音頭」の歴史については知られていません。「東京音頭」が大ヒットすると、各レコード会社も音頭を発売し、それとカップリングで多くの行進曲を量産しました。その後に地域振興の博覧会の宣伝歌として音頭が作られました。

本講演では、「東京音頭」の誕生と影響をはじめ、その後の音頭の歴史に大きな存在となったことを紹介します。

「東京音頭」という新民謡の発見ー地域振興曲の誕生90周年ー

カテゴリ:
江戸・東京

基本情報

開催日時

2023年8月4日(金曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:刑部 芳則(日本大学商学部教授)

■刑部 芳則(おさかべ よしのり)
東京都生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了、博士(史学)。中央大学文学部日本史学専攻兼任講師を経て、現在は日本大学商学部教授。東海林太郎音楽館学術顧問。専門は日本近代史。
2018年度のNHK大河ドラマ「西郷どん」軍装・洋装考証、2020年度のNHK連続テレビ小説「エール」風俗考証を担当。「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(BSテレ東)ほかメディア出演多数。「刑部たけ平の昭和の歌声」(YouTube番組放送中)

講師:刑部 芳則 氏
「東京音頭」という新民謡の発見ー地域振興曲の誕生90周年ー

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は、④メールアドレス)をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へお願い 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)