宝塚歌劇の創始者・小林一三の事業から紐解く
芸術文化都市・日比谷の魅力

官庁街、ビジネス街、商業地区に面した東京の一等地である日比谷は、東京宝塚劇場、シアタークリエ、帝国劇場、TOHOシネマズが立ち並ぶ日本屈指の劇場街としても知られています。この界隈をエンターテイメントの聖地へと発展させたのは、宝塚歌劇、阪急東宝グループの創始者・小林一三でした。小林は上品で健全な娯楽を国民に提供することを理想とし、その実現にふさわしい場所として日比谷を選んだのです。

本講演では、今年生誕150周年を迎える小林一三が手掛けた都市開発や文化事業を通して、日比谷の歴史と魅力について紹介していきます。

宝塚歌劇の創始者・小林一三の事業から紐解く 芸術文化都市・日比谷の魅力

カテゴリ:
センスアップ 芸術

基本情報

開催日時

2023年11月2日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:石坂 安希 (早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

講師:石坂 安希 (早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

■石坂 安希(いしざか あき)
東京生まれ。研究テーマは、宝塚歌劇、バレエ/ダンス、ヒロイン論、都市文化。2017年、早稲田大学大学院演劇映像学コース日本演劇学にて博士号(文学)を取得。論文のテーマは、レビューを中心とした戦前の宝塚歌劇の演出様式について。演劇学・舞踊学から宝塚歌劇を考察した博士論文としては世界初となる。大学、百貨店、サロンで講座を行うほか、集英社オンラインへのコラム寄稿、NHKのドキュメンタリー番組の考証協力、鹿鳴館・帝国劇場にまつわる展示を手掛けるなど多方面で活躍。2022年、『歌劇とレビューで読み解く 美しき宝塚の世界』(立東舎)を上梓。

初代・東京宝塚劇場(千代田区所蔵)
初代・東京宝塚劇場杮落とし公演 配役表(1934年)
(千代田区所蔵)
東宝絵葉書「ヒビヤ・アミューズメント・シティ」(千代田区所蔵)

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。※小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)