写真家の石川直樹は、人類学や民俗学的な関心を持ってあらゆる場所を旅しながら作品を発表し、多くの展覧会や写真集を手がけてきました。また、近年ではヒマラヤの高峰に通い、新たな作品を生み出し続けています。
本展のタイトルが示す「14座」とは、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にまたがる8000m峰、14の山々を指しています。本展では、2001年にはじめて石川がチベットの地に足を踏み入れて以来、22年間にわたって関わってきた14の山々の写真を展示するとともに、図書館の蔵書や新聞記事を掘り起こし、これまで人々がヒマラヤの山にどういった関心を抱いてきたのか、テキスト等を紹介しながら、文学的・文化的なアプローチで山/登山の姿を明らかにしていきます。
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石川直樹さんよりメッセージ <2024年1月4日更新>
開催概要
- 会期:2023年12月16日(土曜日)~2024年2月18日(日曜日)
<休館日>12月18日(月曜日)、12月29日(金曜日)~1月3日(水曜日)、1月15日(月曜日) - 開室時間:月曜日~木曜日 午前10時~午後7時、金曜日 午前10時~午後8時、土曜日 午前10時~午後7時、日曜日・祝日 午前10時~午後5時(入室は閉室の30分前まで)
- 会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
- 観覧料:一般300円、大学・高校生200円(千代田区民・中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名は無料)※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください。
- 会場案内<展示リスト>
主催:千代田区立日比谷図書文化館
プロフィール:石川 直樹(写真家)
1977年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に『Kangchenjunga』(POST-FAKE)、『Manaslu 2022 edition』(SLANT)など。作品は、東京都現代美術館、東京都写真美術館、横浜美術館、沖縄県立美術館等に収蔵されている。
関連講座
石川直樹 講演会
特別展「石川直樹:ASCENT OF 14 ー14座へ」の展示内容を踏まえつつ、2001年にはじめてチベットの地に足を踏み入れて以来、22年間にわたって関わってきたヒマラヤの山に対する石川氏の体験と思いについて語ります。
「ヒマラヤと自分・その1」 ※終了しました。
日時:2023年12月25日(月曜日)午後7時~午後8時30分(午後6時30分開場)
「ヒマラヤと自分・その2」 ※申込開始:12月16日(土曜日)
※受付終了しました。キャンセル待ちは承っておりません。(2023年12月19日(火曜日)更新)
日時:2024年1月23日(火曜日) 午後7時~午後8時30分(午後6時30分開場)
子ども向けワークショップ「ほんのちょっとヒマラヤを体験する」
※申込開始:2024年1月16日(火曜日)
※受付終了しました。キャンセル待ちは承っておりません。(2024年1月16日(火曜日)更新)
石川氏による絵本『シェルパのポルパ』(石川 直樹著)の読み聞かせや実際に使用している登山用具の紹介などを行います。
日時:2024年2月4日(日曜日)午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
※対象:小学生(保護者1名様の同伴が必要)(事前申し込み順、定員になり次第締切)
子ども向けワークショップ「ほんのちょっとヒマラヤを体験する」
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電話:03-3502-3340
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