略奪文化財のいまを考える①
広がる美術品返還
―「不当な収奪」と「正当な収集」を分けるもの―

欧米の美術館や博物館を中心に相次ぐ、過去に略奪や違法取引があったと判明した文化財を返還する動きについて解説します。返還はすんなり進んでいるわけではなく、現在の所有者と元の持ち主との間で新たな対立の火種となる事態も起きています。そもそも私たちは「不当な収奪」と「正当な収集」をどう区別すればいいのでしょうか。近現代の世界史が積み残した戦争や植民地支配の清算という根底的な課題を踏まえつつ、法律や政治外交といった専門の枠を越えた包括的な解決への道筋を探ります。

%E7%95%A5%E5%A5%AA%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%BE%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E2%91%A0%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7
カテゴリ:
センスアップ

基本情報

開催日時

2024年1月18日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
コンベンションホール(大ホール)

講師:郷原 信之(日本経済新聞社 編集・文化グループ部次長)

■郷原 信之(ごうはら のぶゆき)
1999年東京大学文学部卒。2001年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、日本経済新聞社入社。東京都庁クラブ、千葉支局を経て文化部(現・文化グループ)勤務。歴史、思想、文芸、美術などの分野を取材。現在は読書面(書評面)担当デスク。共著に『日経 五つ星の美術館』(日本経済新聞出版、2007)。

大英博物館

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)