特別展関連講座② 夢二のパトロンとそのコレクション
―金沢湯涌夢二館のコレクションを中心に―

漂泊の詩人画家・竹久夢二は二十代半ば、その「夢二式美人画」によって流行画家となりました。師を持たず画壇に属さず生涯を独歩したが、彼の芸術を理解・支援する親友やパトロンは少なくなく、彼らは夢二のコレクターとなって夢二没後には命日などに持ち寄って展示会を開催しています。この15年間に金沢湯涌夢二館に新収蔵された堀内清、笠井千代、佐々木正一郎、河井醉茗などの貴重な7コレクションと「竹久家コレクション」について、夢二との親交、作品の誕生秘話、鑑賞形態などとともに紹介します。

「晩春感傷」 1926(大正15)年制作/金沢湯涌夢二館蔵(佐々木正一郎コレクション)

特別展の詳細はこちらからご確認ください。(外部リンク)

カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2024年11月9日(土曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:太田 昌子(金沢湯涌夢二館前館長 )

講師:太田 昌子(金沢湯涌夢二館前館長 )

■太田 昌子(おおた しょうこ)
1944年、東京生。東京大学文学部美術史学科卒業(1968)。東京大学人文系大学院博士課程満期修了(1981)。この間に法政大学、武蔵大学などの非常勤講師、および米国・メトロポリタン美術館特別研究員。金沢美術工芸大学芸術学教授(1996―2010)。この間に金沢大学、立教大学の非常勤講師。金沢湯涌夢二館館長(2010―2024)。主要著書:『禅林画賛―中世水墨画を読む―』(共著、編集)毎日新聞社、1987、第43回毎日出版文化賞受賞/『俵屋宗達 松島図屏風—座敷からつづく海』平凡社、1995/『江戸の出版文化からはじまったイメージ革命』金沢芸術学研究会、2007/『志度寺縁起絵—瀬戸内の寺を巡る愛と死と信仰と』平凡社、2019。

「晩春感傷」 1926(大正15)年制作/金沢湯涌夢二館蔵(佐々木正一郎コレクション )

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 500円
お申し込み方法 電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、お申し込みフォームいずれかにて、下記の情報をご連絡ください。①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、④メールアドレス(「お申し込みフォーム」からの場合)*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)