美術の視点で見直すアプリケ作家 宮脇綾子の造形

千代田区内ミュージアム連携企画 展覧会への入口講座Vol.44

身近なモノを対象に、布と紙で美しい作品を作り続けた宮脇綾子。アプリケや手芸に分類される彼女の作品は、しかしそうした枠に収まらない豊かな世界を作り上げています。野菜や魚など、主婦として毎日目にしていたものを徹底的に観察し、割って断面をさらし、分解して構造を確かめる。たゆまぬ研究の末に生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、繊細な感覚でいのちの輝きを見事に表現しています。本講座では、宮脇綾子を優れた造形作家として捉え、美術史のことばを使って分析することで、宮脇芸術の新たな魅力を発見します。

美術の視点で見直すアプリケ作家 宮脇綾子の造形























<展覧会のお知らせ> 

展覧会「
生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」

会期:2025125(土曜日)2025316(日曜日)
休館日:月曜日(224(月曜日)310(月曜日)は開館)225(火曜日)
時間:10:0018:00(金曜日~20:00
入館料:一般1,300円他

場:東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1JR東京駅 丸の内北口 改札前)






カテゴリ:
スキルアップ

基本情報

開催日時

2025年2月7日(金曜日)
午後3時~午後4時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後2時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:冨田 章
(東京ステーションギャラリー館長)

講師:冨田 章<br>(東京ステーションギャラリー館長)

■冨田 章(とみた あきら)
雪国新潟で産湯を使い、湯の町別府で温泉に浸かって育つ。成城大学大学院卒。そごう美術館、サントリーミュージアム[天保山]を経て現職。専門は、フランス、ベルギー、日本を中心とする近現代美術。担当した展覧会に「梶田半古の世界」展、「シャガール 三次元の世界」展、「幻の画家 不染鉄」展、「夢二繚乱」展、「メスキータ」展、「藤戸竹喜」展など。著書に『偽装された自画像』(祥伝社)、『ビアズリー怪奇幻想名品集』『ゴッホ作品集』『旅する印象派』(東京美術)、『代表作でわかる印象派BOX 』(講談社)などがある。

《切った玉ねぎ》豊田市美術館、1965年

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)
※千代田区民の方はご住所が確認できるものをご持参ください。
お申し込み方法 電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、お申し込みフォームいずれかにて、下記の情報をご連絡ください。①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、④メールアドレス(「お申し込みフォーム」からの場合)*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

関連リンク