実証経済学からみるジェンダー格差(全2回)
第1回「因果推論の考え方」

ジェンダーについて考えよう vol.2 実証経済学からみるジェンダー格差(全2回)

最近の経済学では、ジェンダーにまつわる様々な問題の分析・実証が盛んに行われています。思い込みや規範がジェンダー格差に与える思ってもみなかった影響をエビデンスとして明確に提示する「実証経済学の魅力」を分かりやすく紹介します。

第1回 「因果推論の考え方」
実証経済学でいうエビデンスは、単なる客観的なデータを提示することではなく、統計学を使って因果関係を厳密に示した研究結果を指します。因果推論の考え方を分かりやすく解説します。また、ジェンダー格差をどのように測るのか、いくつかの指標の中身まで見ることがいかに重要かをお話します。

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先進国における四大卒以上の25~34歳人口における割合(2019、2020年)
注:45度線上は25~34歳人口男性と女性の大学卒以上の割合が同じことを表す。
出所: OECD

実証経済学からみるジェンダー格差


■第2回「思い込みや社会規範のもたらす影響」
2025年2月27日(木曜日)午後7時~午後8時30分

※各回のお申し込みが可能です

カテゴリ:
センスアップ

基本情報

開催日時

2025年2月13日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:牧野 百恵 (日本貿易振興機構アジア経済研究所 開発研究センター主任研究員)

講師:牧野 百恵 (日本貿易振興機構アジア経済研究所 開発研究センター主任研究員)

■牧野 百恵 (まきの ももえ)
1975年愛知県生まれ。ワシントン大学経済学部博士課程修了、Ph.D.(経済学)。在ニューヨーク、ポピュレーション・カウンシル客員研究員を経て、現在、アジア経済研究所主任研究員。専門は開発ミクロ経済学、人口経済学、家族の経済学。著書に『ジェンダー格差:実証経済学は何を語るか』(中公新書、2023年、第46回サントリー学芸賞受賞作)、『コロナ禍の途上国と世界の変容』(共著,日経BP / 日本経済新聞出版、2021年)、主要論文に“Labor Market Information and Parental Attitudes toward Women Working Outside the Home: Experimental Evidence from Rural Pakistan” Economic Development and Cultural Change 2024年, Vol.72(3)がある。

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詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、お申し込みフォームいずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、④メールアドレス(「お申し込みフォーム」からお申し込みの場合)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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