図書展示「みんなでチャレンジ!5月30日はごみゼロの日」

展示パネル

5月30日はごみゼロの日、わたしたちのまちと地球を守るために

5月30日はごみゼロの日です。そこで日比谷図書文化館ではごみに関する本を集めてみました。

ごみを減らし、出さないヒントや、ごみ問題の取り組み事例や歴史を書いた本、廃棄物を扱う専門誌、あるいは金継ぎや刺し子について、読んでみませんか?

思いがけない発見や先人の知恵に出会えたら、ごみを減らすアクションにつなげてみてはいかがでしょうか。

2050ゼロ・ウェイストちよだ

千代田区は清掃工場を持たず、またオフィスビルが多い特性から、事業系ごみがごみ全体の約9割を占め、飲食店の食べ残しの生ごみや紙類などのごみ対策が求められています。

区では持続可能な都市の実現に向けて、2050年までにごみを極力出さない、焼却量や最終処分量を限りなくゼロに近づける「2050ゼロ・ウェイストちよだ」を目指しています。

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みんなdeごみトーク@日比谷

今回、展示の傍らに「みんなdeごみトーク@日比谷」と題して掲示板を用意したところ、皆様からたくさんのお声をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

掲示板には、ごみについて思うこと、あったらいいな、減らすアイデアや工夫から、お困りごとや展示のご感想、さらにはごみに関する興味深い考察などまで、幅広い年齢層のみなさまから、たくさんのお声を頂戴しました。小さな文字で一生懸命に書き込んでいただき、ありがとうございました。

これらの声を、今後のごみ削減の際に参考にしていただければ幸いです。

みなさまからお寄せいただいた声をこちらでご紹介します(2025年6月8日現在)


ごみを増やさないために必要なこととは?買うときが大事!

■なるべく必要なものだけを買う ■「足るを知る」です。ムダなものを買わないように心がけています この「足るを知る」に対して「品のある言葉!」と他の利用者さんからリアクションも! ■流行りものには飛びつかない。必要最低限でも困らない。 

■手放すときのことを考えて、ものを購入する。 ■買う前に考えることにしています。いるのか、いらないのか?何で買うんだ?いつまで使うのか?「先祖代々の~」になるのか?ほかに理由をつけて末代まで残せるのか?どうやって処分するのか?←処分するにも税金を使っている。「使い捨て=便利」←で、できた時間を有効に使っているわけでもなかった...

ごみを減らす工夫やアイデア、心がけなど

■ごみは必ず分別する。プラスチックごみは同じ形のものは重ねる。重ねてカサを減らし、コンパクトにして捨てる。 ■(今回の展示の書き込みに)付箋はつかわない(当初、付箋記入のみで今回の掲示板をご用意していましたが、こちらの声を受け、手書きもできるホワイトボードに取り換えた経緯があります。ありがとうございます。)

捨てる代わりに、リサイクルや昔からの知恵
■かみ(紙)をきったときに、ごみがでる。そのごみを、さいりようする。 ■ぎゅうにゅうパックを、まないたにする。 ■「野菜」皮をきんぴらなどにして、ひと工夫、もう一品。 ■赤ちゃんのおしめは布おむつ、おんぶ紐も手作り。 ■「パッチワーク」「アップリケ」エコバック作りだけでなくて、服やカバンのほつれなどあっても、(すぐに捨てないで)いろいろ応用できるようですね。80年前にはモノがほとんどなくて、焼け野原だったことを考えると、モノがあふれすぎているんだなあと思います。

こんなアイデアも!ごみ拾いで交流

■区議会議員さんたちと一緒に、自分の住んでいる自治体のゴミ捨て場/集積場まわりをやってみたいです。勤め人だと、地元の議員さんたちを見かける機会がないので、一緒にゴミ拾いをやれば、「ああ、こういう人がいるんだな」と、交流の良い機会にもなると思うんですよね。朝夕、駅で見かける時もあるけれど、あわただしくて、じっくり話は難しいので...。

エッセンシャル・ワーカーの方たちにメッセージ

■エッセンシャル・ワーカーの皆様には、いつも「ありがとうございます」と、お声がけしています。「ごくろうさま」ではなく。作業をなさる方々が、余計な手間をかけなくて済むように、ケガや病気にならないように、「丁寧に処分する」。ゴミの向こうに、人がいらっしゃるのです。 ■千代田区のエッセンシャル・ワーカーのお兄さんたち、えらいイケメンやなあ。これからもよろしく! ■ごみ収集車に放り込まれるゴミと、ひとつひとつ入れる様子を眺めて、ゴミは減らさないといけないと考える。


ごみを減らすために、よく考え、過剰にもらわない
■PCで印刷するときは、プリントしなくても済むかよく考えて出力する。 ■ファミレスやカフェの紙ナプキンや使い捨てお手拭きは大量に使わない。 ■スーパーの無料の透明ビニール袋は必要以上に持ち帰らない。 ■折りたたみ傘用の傘袋(100均で購入)を使っています。たった数分間のスーパーでのお買い物のためだけに、ビニールの使い捨て傘袋を使い捨てるのはもったいないです。

図書館利用も、ごみの削減に貢献!本を大切にする心が、本を廃棄から救います

■図書館を利用する ■図書館の本は何十年も蔵書できるよう、大切にする。図書館で借りる本は、区の広報誌をブックカバーにして大切に持ち運んでいます。

リユースシステムや「ゆずる」しくみがほしい

■無料のリユースシステム構築 ■ごみとして捨てるくらいなら、譲ってほしい!東京は物であふれているのに、物価が高すぎる。 

ごみの捨て方のお悩みやお困りごと

■リチウムバッテリーを回収してくれる場所が欲しいです。(千代田区のリチウムバッテリーの捨て方については、こちらをご覧ください。なお詳細についてお聞きになりたい場合は、千代田区清掃事務所[電話番号03-3251-0566]までお問合せください。) ■電池の処理、むつかしいです! ■日本語以外の多言語のごみの捨て方、地方自治体のごみカレンダーがとてもほしい。 (千代田区には千代田区ごみ分別アプリ「分けちよ!」の外国語版(英中仏韓)や「資源とごみの分け方・出し方ポスター」「回収・回収日の住所別早見表」の外国語版(英中仏韓)があります。

■少し生ゴミがついたプラをプラゴミに入れていいのか、迷います。(確かに、迷いますよね。汚れはふき取るか、水ですすいでプラスチックごみとして、また汚れが落ちない場合は燃やすごみにお出しいただくと良いようです。) ■ペットボトル飲料、市販のお弁当、総菜...便利さを求めすぎて、ゴミの山だらけとなってしまいました。

■ポイすてをしないでせいかつすると、みんながきもちよくせいかつできる。


ごみ箱、ごみ箱の廃止について: ごみ箱が町から消えている?ないから、ごみが散らかる?

■かわいいごみ箱をつくる! ■最近、ある図書館ではゴミ箱を廃止し、ゴミはお持ち帰り願いますとなりました。私は毎朝、公園等でゴミ掃除ボランティアをしていますが、車などから捨てられたゴミ袋が多く散乱しています。ゴミ箱を廃止することは、ゴミの削減にはつながらないのでは?逆に乱雑にゴミが勝手に捨てられるようです。 ■町じゅうにごみ箱が少なく、観光の人がポイ捨てしてしまう。 ■ごみばこに、はいらなかったら、くふうして、いれれば、どうろや、みちに、でないとおもう。

取り組み事例など

■全国で行われている「プロギング(ジョギング+ごみ拾い)#plogging」についてもご紹介いただきました。

展示のご感想など
■図書館司書のみなさま、「ゴミ減量」というテーマで、本当にいろいろな書籍をご紹介くださって、ありがとうございます!本を通じて、いろいろな事が学べます。「ニッチ」な業界誌のご紹介や、日本に昔からあった「刺し子」や「金つぎ」(←茶道のお稽古をやっていると、一碗の大切さが分かります)などなど。古典文学、落語などには、当時の物の扱いだけでなく、「繕いもの」などの習慣も出てきますし、司書さんたちを生き字引に、これからもいろいろ学ばせていただきます。

■可燃ごみに出すくずごみの水気は切ったほうが良いと、この前TVでもやっていました。今後は気を付けようと思います。 ■「 千代田区にはリユース文化」の紹介の傍らに、「あらためて気が付きました!神田古書街も秋葉原電気街も御茶ノ水楽器街も全部、千代田区!」 ■ごみの捨て方にその人が出ると、同僚が言っていました。ドキッとしました。

■ごみの捨て方以前に、ものを売るスタイル(野菜の個別包装や何重ものパッケージ等)や、買う側の私たちの意識が変わらないといけないと思いました。 ■こちらの展示で手に取った本が面白かったです。こんな本があったんですね。『ゴミ探訪 Waste』。ゴミは私たちの社会を映し出している、、、私たちは積極的にゴミに目を向けず、意識的に遠ざけるか、目に入らないよう無視するのが普通、、、(p.217~)、そうだなと思いました。
新しい気づきや研究テーマ、そしてごみ哲学!

■ヒルティの『幸福論』をちょうど読み始めたところなんですが、そもそも「どうしてゴミの山に困るほど、モノがあふれてしまったんだろう?」とか、ストア派の禁欲的なところなど、色々と本を通じて考えるいいきっかけになりました。「ゴミ処分の歴史」とか「ゴミに対する文化人類学的考察」など、面白そうですね。

■世界の歴史上、初めて出たゴミって、何でしょうね?各言語ごと、民族学的な視点から、とか調べてみると面白そう!各国の分別方法を比較するとか、どんなゴミが多い/少ない...などなど。社会問題化した背景、時代考察、ゴミに対する概念「捨てる」ことに対する行為について、等々。いろいろな視点で語れるテーマですね~。


展示をご覧になって決意表明など


■放置している粗大ごみ、ちゃんと捨てます! ■収集日おぼえます ■家庭ごみを減らすことから始めます。

以上、主な声をご紹介させていただきました。

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広報千代田5月5日号は「ごみゼロへの挑戦 2050ゼロ・ウェイストちよだ」特集号

広報千代田Vol.1639 (令和7年5月5日号)は「ごみゼロへの挑戦 2050ゼロ・ウェイストちよだ」の特集号です。下記リンクからお読みいただけます。

基本情報

会期

2025年5月1日(木曜日)~2025年6月8日(日曜日)

開催場所

日比谷図書文化館

会場

2階 エレベーターホール

展示パネル
展示の様子1
展示の様子2
展示の様子3
展示から『江戸名所図会』柳原堤 江戸時代のリサイクル・ショップ、古着屋が柳原通り(神田須田町2丁目)に集まっている様子もご覧いただけます。(4階特別研究室所蔵)
展示の様子4

関連リンク