2023年、2024年に 「戦争の記憶を消してはいけない」と題して、山口昭男氏に、30年以上にわたって交流があった6人の作家(吉村昭・井出孫六・井上ひさし・辻井喬・加藤周一・水上勉)の文学と戦争体験について語っていただきました。この演題は井出孫六氏がよく口にしていた言葉です。
今回はその締めくくりとして、小説、詩、評論、随筆、翻訳と幅広く活躍されている作家の池澤夏樹氏を招いて、「戦争と平和」について語り合っていただきます。池澤氏の人生はまさに戦後80年と重なっており、昨年8月には戦争の悲しみと愚かさを伝える絵本『対馬丸とボーフィン』を黒田征太郎氏との共著で上梓しています。
イベントお申し込み
イベント予約サイト「Peatix(外部サイト)」よりお申し込みください。
ご欠席される際は、イベント開演前までにご連絡いただければキャンセル料はかかりません。
※お電話(03-3502-3340)、ご来館(1階受付)でもお申し込みを承ります。
カテゴリ:
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基本情報
開催日時
2025年8月6日(水曜日)
午後7時~午後8時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
登壇者:池澤 夏樹(小説家・詩人)

■池澤 夏樹(いけざわ なつき)
1945年北海道帯広生まれ。ギリシャ、沖縄、フランス、札幌などさまざまな土地で生活し、2022年からは長野県安曇野に居住している。88年「スティル・ライフ」で芥川賞、93年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、94年『楽しい終末』で伊藤整文学賞、2000年『花を運ぶ妹』で毎日出版文化賞、01年『すばらしい新世界』で芸術選奨文部科学大臣賞、03年『イラクの小さな橋を渡って』『憲法なんて知らないよ』『言葉の流星群』で宮沢賢治賞、04年『静かな大地』で親鸞賞、05年『パレオマニア』で桑原武夫学芸賞、10年『世界文学全集』の編纂で、20年『日本文学全集』の編纂で毎日出版文化賞。その他小説、詩、随筆、翻訳など著書多数。
登壇者:山口 昭男(岩波書店元代表取締役社長)

■山口 昭男(やまぐち あきお)
編集者・評論家。日本ペンクラブ会員、日本ジャーナリスト会議代表委員、井上ひさし研究会会長、ふくい風花随筆文学賞実行委員会理事、樫の会理事。1949年東京生まれ。73年東京都立大学経済学部卒業。同年岩波書店に入社。88年~96年『世界』編集長。2003年~13年代表取締役社長。現在、中央経済社ホールディングス常勤監査役。
著書に『辻井喬=堤清二 文化を創造する文学者』(共著、平凡社、2016年)、『メディア学の現在 新訂第2版』(共著、世界思想社、2015年)など多数。
詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 2,000円(学生1,000円)※学生の方は学生証をお持ちください |
お申し込み方法 | イベント予約サイト「Peatix」、電話(03-3502-3340)、ご来館(1階受付)いずれかにてお申し込みください。電話、ご来館の場合は下記の情報をご連絡ください。①講座名、②お名前(よみがな)、③電話番号、*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へお願い | 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |