講演会「ドイツに学ぶ、公共図書館を成功に導く戦略と実例」

千代田区立図書館 世界の図書館シリーズ 第1回

講演会「ドイツに学ぶ、公共図書館を成功に導く戦略と実例」

　ドイツのケルン市立図書館は、利用者ニーズを捉えた様々な先進的サービスで注目されています。その運営には、日本の図書館も見習うべき要素が多くあります。
　本講演会では、前任の図書館をドイツの「ライブラリー・オブ・ザイヤー」受賞に導いた実績を持つフォークト博士（現・ケルン市立図書館館長）が、｢常に一歩前進！｣と題して、関係を作るマーケティング、スポンサー獲得＆ロビー活動の戦略、場としての図書館、facebookやtwitterの活用、iPadラリーで図書館紹介など、図書館運営における戦略と実例をご紹介します。
　また、日本の公共図書館として斬新なサービスを展開したことで知られる、千代田図書館のコンセプトもご紹介します。ドイツと日本の先進的な実例から、これからの公共図書館が持つべき運営戦略のヒントを見つけてください。

※ご希望の方は、講演会の前に｢図書館コンシェルジュによる館内ガイドツアー｣(18:00～18:20または18:30～18:50)にもご参加いただけます。

※日比谷図書文化館にて、6月14日に｢世界の図書館シリーズ 第2回　世界の図書館で今､何が起きているのか？｣を予定しています。

講演会でフォークト博士が使用したスライドをダウンロードできます。
※無断転載はご遠慮ください

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1～22ページ PDF [2,878KB]
23～44ページ PDF [3,012KB]
45～66ページ PDF [3,540KB]

ハンネローレ・フォークト博士（ケルン市立図書館館長）プロフィール
IFLA公共図書館常任委員会委員、ゲーテ・インスティテュート「情報と図書館」評議委員、ビル&メリンダ・ゲイト基金（グローバル図書館、グローバル発展）戦略アドバイザー。25年に亘ってドイツの名のあるいくつかの図書館に勤務。司書学位の他、図書館マーケティングでの分野での文化マネージメントで博士号取得。ドイツ内外の多くの図書館や他の関連機関で図書館マネージメントのためのアドバイザーを務め、利用者重視の革新的情報サービスや図書館マネージメントについての多くの論考を出版する。2008年より、ドイツ最大の市立図書館の一つ、ケルン市立図書館館長。それ以前は、ヴュルツブルク市立図書館館長。ヴュルツブルク市立図書館は、ドイツ図書館ランキング（Bix）賞を4度受賞し、ドイツ図書館協会とツァイト基金によって「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」に選出された。