活字のかたち鑑賞会 その3
鳥海修さんの書体のつくりかた
印刷技術の発展に合わせて、実用性と美しさを兼ね備えながら進化を続けてきた活字。情報伝達の道具としてだけでなく、デザインの中心を担う素材としても重要な役割をはたしています。現在では、紙からパソコンやスマホの画面へと使用が広がり、「フォント」という呼び名が一般的に使われるようになりました。このシリーズ「活字のかたち鑑賞会」では文字のかたちに焦点を当て、本への新たなアプローチを試みます。
今回は書体設計士である鳥海修氏をお招きし、本文書体の作り方・考え方という視点から、本と文字のおおまかな歴史、日本語の構造と書体とその作り方、最近のトレンドとなっている書体の基本的な知識をお話しいただきます。
さらに、その手順やポイントの解説とともに、鳥海氏が実際にひらがな一文字をレタリングする工程をご覧いただきます。
- カテゴリ:
- 本
基本情報
開催日時
2019年10月10日(木曜日)
午後7時~午後9時
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師:鳥海 修(書体設計士)
■鳥海 修(とりのうみ おさむ)
1955年生まれ。有限会社字游工房の書体設計士。同社の游書体ライブラリー、株式会社SCREENホールディングスのヒラギノシリーズ、、こぶりなゴシックなどベーシック書体を中心に現在まで100書体以上の開発に携わる。字游工房として2002年に第一回佐藤敬之輔賞、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、2008東京TDCタイプデザイン賞を受賞。著書に『文字を作る仕事』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる』(共著)がある。武蔵野美術大学視覚デザイン学科非常勤講師、京都精華大学客員教授。
関連資料
活字のかたち鑑賞会その3_ポスター画像
(PDF形式:0.4MB)
(PDF形式:0.4MB)
詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |