1872(明治5)年、新橋~横浜間に日本初の鉄道が開通しました。我が国未曾有の大事業とされた鉄道建設を主導したのが佐賀藩出身の大隈重信(1838~1922)です。のちに早稲田大学の創設や2度の組閣で知られる大隈ですが、明治のはじめは維新政府で財政と外交に手腕を発揮する開明派官僚でした。奇しくも今年は大隈の没後100年、鉄道開業150年のメモリアルイヤーです。大隈が根強い反対論に屈することなく鉄道事業に邁進した背景、そして伊藤博文や井上勝、エドモンド・モレルら同志たちとの奮闘に迫ります。
カテゴリ:
- 江戸・東京
基本情報
開催日時
2022年12月11日(日曜日)
午後2時~午後3時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後1時30分
会場
地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師:芳野 貴典(佐賀県立佐賀城本丸歴史館 学芸員)
■芳野 貴典(よしの たかのり)
佐賀県伊万里市出身。大学・大学院では宗教学を専攻し、戊辰戦争の戦死者に対する慰霊の実態などを調査研究。大学院修了後、東京都多摩市にある旧多摩聖蹟記念館専門員を経て、平成30年から現職。これまで担当した展覧会は、東京奠都を建議し第2代東京府知事を務めた大木喬任や東京駅を設計した辰野金吾らの活躍にスポットを当てた「東京をつくった佐賀人たち」(令和元年)、大隈重信による日本初の鉄道建設を紹介した「陸蒸気を海に通せ!」(令和3年)など。

詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 1,000円(千代田区民・学生500円*千代田区民の方は住所が確認できるもの、学生の方は学生証をお持ちください。) |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へのお願い | ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 ・ご入館時には手指の消毒、検温、マスク着用のご協力ををお願いします。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |