特別研究室企画展示 
内田嘉吉文庫に見る 日本統治期台湾の産業

日本統治期の台湾では製糖業の発展とともに数々の産業インフラが整備され、近代化が進みました。製糖業のほかにも灌漑設備の整備と品種改良により内地にも多く移出された米、試験場と伝習所の設置により本格的に発展した茶業、化学工業としての樟脳などの成長もめざましいものがありました。
台湾総督府民政長官、台湾総督を歴任した内田嘉吉の旧蔵書にはこれら台湾の産業関連の資料も多く残されています。本企画では、当時の台湾の様子を「産業」という視点から紹介します。

「内田嘉吉文庫に見る 日本統治期台湾の産業」チラシ



基本情報

会期

2024年4月16日(火曜日)
~6月30日(日曜日)

開室時間
平日 午前10時~午後8時
土曜日 午前10時~午後6時
日曜日・祝日 午前10時~午後4時

開催場所

日比谷図書文化館

会場

4階 特別研究室

展示構成

■主な展示図書
『台湾銀行二十年誌』(1919年)
『台湾事情 昭和七年版』(1932年)
『日糖最近十年史』(1919年)  ほか

鹽水港製糖旗尾工場

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