日本・トルコ外交樹立100周年
親日国トルコを知る
トルコとわが国はどちらも政治的に独立を保ってきた非西欧国で、長い歴史と伝統をもち、近代化の中で西欧技術や洋装などのライフスタイルを取り入れ変容してきた国として共通点があります。一方、トルコではイスラムやフランスの影響が見られます。この機会に、親日国トルコについて学んでみませんか。
トルコを知る夕べ 第一夜(7月3日開催)
100周年の節目にトルコとトルコの文化を学ぶ
今年は日本・トルコ修交100年となる節目の年です。トルコ共和国の前身はオスマン帝国。今回の日比谷カレッジではまず、現代トルコの源流・オスマン帝国の6世紀半近い歴史を通観します。オスマン帝国はイスラム世界の辺境の小さな集団から生まれ、イスラム世界の世界帝国にまで発展しましたが、18世紀以降「西洋の衝撃」の下で「西洋化」改革により変容していきました。その経過を明らかにします。
次に、イスラム文化の影響下に形成されたオスマン文化の特色を概観し、それが19世紀以降、近代西欧文化、とりわけフランス文化の影響の下でどのように「西洋化」し、現代トルコ文化を育んでいったのか、その過程を明らかにします。なお、「百聞は一見にしかず」、図像資料もできるだけお見せしたいと考えています。
次に、イスラム文化の影響下に形成されたオスマン文化の特色を概観し、それが19世紀以降、近代西欧文化、とりわけフランス文化の影響の下でどのように「西洋化」し、現代トルコ文化を育んでいったのか、その過程を明らかにします。なお、「百聞は一見にしかず」、図像資料もできるだけお見せしたいと考えています。
世界を俯瞰し、人類の文明と文化を読み解いてきた歴史家が語ります
後援: 駐日トルコ共和国大使館
トルコを知る夕べ 第二夜(7月24日開催)のご案内
「風刺漫画から見るトルコと日本の100年」
開催日時: 2024年7月24日(水曜日)午後7時~午後8時45分
講 師: 横田 吉昭(風刺漫画家・学術博士)
講 師: 横田 吉昭(風刺漫画家・学術博士)
※各回ごとのお申し込みになります
[お願い]お申し込みの際は、ご希望の回(第一夜・第二夜)を明記してください
関連展示のご案内
「トルコを読む トルコを見る」
開催期間: 2024年5月21日(火曜日)~2024年7月24日(水曜日)
会 場: 日比谷図書文化館 3階エレベーターホール(無料)
協 力: World Cartoon Forum
カテゴリ:
- スキルアップ
基本情報
開催日時
2024年7月3日(水曜日)
午後7時~午後8時45分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師:鈴木 董(東京大学名誉教授 歴史家)

■鈴木 董(すずき ただし)
東京大学大学院法学政治研究科博士課程修了、法学博士、東京大学東洋文化研究所教授を経て、東京大学名誉教授。オスマン帝国史・比較史比較文化、
オスマン帝国史を徳川・明治日本史との比較を念頭に研究。トルコ共和国功労勲章を2014年に受勲、トルコ歴史学協会名誉会員。
著書に『オスマン帝国』(講談社現代新書)、『オスマン帝国の権力とエリート』(東京大学出版会)、『オスマン帝国の世界秩序と外交』(名古屋大学出版会)、『食はイスタンブルにあり』(講談社学術文庫)、『文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点』(講談社現代新書)、『大人のための「世界史」ゼミ』(山川出版社)ほか多数。



詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
---|---|
参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は、④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へお願い | 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |
関連リンク
イベントお申し込み
このイベントのお申し込み受け付けは終了しました。