ブックスタート

赤ちゃん絵本コーナー

千代田区にお生まれになったすべての赤ちゃんと保護者を対象に、図書館と保健所が協力して、ブックスタートを実施しています。

保健所で行なわれる3~4か月児健診の際に、プレゼント絵本や赤ちゃんにおすすめの絵本リストが入ったブックスタートパックをお配りしています。また、会場では絵本を使った親子のコミュニケーションの大切さについてお話ししています。

※現在、保健所での読み聞かせは中止しています。詳しくは下記ページをご覧ください。

3~4か月児健診で読み聞かせを受けていない方へ

ブックスタートとは

ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者に絵本を開く楽しい体験といっしょに絵本を手渡し、心ふれあうひとときをもつきっかけをつくる活動です。地域に生まれたすべての赤ちゃんを対象に0歳児検診などで実施されます。(NPOブックスタートホームページより)

体の成長のためにミルクが必要なように、言葉や心を育むために、温もりの中で優しく語りかける時間が大切です。大好きな人に優しく語りかけてもらうひとときは、赤ちゃんにとってとても幸せな時間です。また、赤ちゃんと向き合う時間は、周りの大人にとっても忙しい子育ての中で心安らぐ楽しいひとときにもなります。

なぜ赤ちゃんに絵本なの?

字を読むことや、言葉の意味をすべて理解することはできない赤ちゃんでも、大好きな人に話しかけてもらったり、微笑んでもらったりすることをとても幸せに感じています。「絵本を読む(read books)」のではなく「分かち合う(share books)」を、ぜひ絵本を使って親子で楽しい時間をお過ごしください。

ブックスタートパックに入っているもの

  • 図書館のおすすめ絵本 1冊
  • ブックリスト『赤ちゃんと楽しむ絵本ガイド』
    「本のしょうかい」ページでご覧になれます。
  • 千代田区立図書館 利用案内
  • ブックスタートアンケート

ブックスタートの様子

ブックスタートの様子

健診の待ち時間に、職員がブックスタートパックを手渡し、絵本を読んだり、わらべうたを歌ったりしながら、ブックスタートのメッセージをお伝えします。会場には、ブックスタートコーナーを設けて、赤ちゃんにおすすめの絵本をご用意し、貸出も行っていますので、ぜひお手にとってご覧ください。また、絵本や読み聞かせに関することなどでご質問がございましたら、お気軽にお声掛けください。

ブックスタートQ&A

どうしたらブックスタートを受けられますか?
千代田保健所で行っている3から4か月児健診で実施しています。当日は、図書館の職員がお話しをしながらブックスタートパックを手渡しています。
3から4か月児健診を受診しなかった場合は、どうしたらブックスタートを受けられますか?
千代田図書館までご連絡ください。ご来館いただいた際に、ブックスタートパックをお渡しします。ご来館の際は母子手帳をお持ちください。ブックスタートについてもお話しいたします。
なぜ赤ちゃんが対象なんですか?
赤ちゃんにとって大好きな人に語りかけられる時間はとても幸せなひとときです。すべての言葉を理解することはできなくても、愛情に満ちた「ことば」を語りかけることで、赤ちゃんは自分がとても大切にされ、愛されていることを知り、喜びを感じています。ブックスタートでは「絵本を読む(read books)」のではなく、大好きな人と一緒に絵本をひらくその楽しいひとときを「分かち合う(share books)」ことを大切にしています。
なぜ絵本なんですか?
0歳児の赤ちゃんに絵本はまだ早いのでは?と思われるかも知れませんが、まずは一緒に絵本を開いて楽しんでみてください。絵本は赤ちゃんに語りかけるのにぴったりな言葉がたくさんつまっています。絵本を開くと赤ちゃんに優しい言葉で語りかけ、心を通わせるひとときを、ごく自然に作り出すことができます。最後まで読まなくてはと思わずに、好きなページを開いて赤ちゃんの反応を見たり、言葉かけをしたりして、赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてください。赤ちゃんとともに絵本を開く時間は、大人にとっても心安らぐひとときとなります。一緒に楽しめるひとときを大切になさってください。
どのような絵本を読んであげたらいいですか?
赤ちゃんが楽しむために、絵がくっきりと明快であり、言葉には心地よいリズムがある絵本が特におすすめです。お渡しするブックスタートパックの中には、赤ちゃんと楽しむことのできるおすすめ絵本のリストを入れていますので、まずはその中から選んでみてください。絵本リストに載っている絵本はすべて区立図書館で所蔵しています。また、図書館へお越しの際は、職員にお気軽にご相談ください。