関連企画展示と講演会

内務省委託本や出版検閲をテーマとした企画展示と関連講演会の過去の開催記録です。
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2012年度

企画展示「検閲の基準 ―発禁になった本、ならなかった本―」

会期:2012年12月24日(月曜日)から2013年3月17日(日曜日

ミニ展示「奥付と検閲と著作権」

会期:2012年12月24日(月曜日)から2013年3月17日(日曜日)

講演会「奥付―誰が何のために―」

講師:浅岡邦雄氏/ 2013年1月30日(水曜日)

講演会「出版検閲と伏字記号」

講師:牧義之氏/2013年2月15日(金曜日)

講演会「出版検閲研究の最前線」

講師:浅岡邦雄氏・安野一之氏/2013年3月1日(金曜日)

2011年度

ミニ展示「出版検閲へのアプローチ」

会期:2011年6月27日(月曜日)から8月27日(土曜日)

戦前期の日本では、内務省があらゆる出版物の検閲を行っていました。その実態を解明する上で、千代田図書館が所蔵する内務省委託本は、きわめて貴重な資料です。このミニ展示では内務省委託本の特徴および、実際に内務省委託本を扱った調査の事例として高橋是清の著作『随想録』や、『女優情史』『探偵常識』などに残された傍線やコメントへの考察をご紹介します。

講演会「戦前期の出版検閲と法制度」

講師:浅岡邦雄氏/2011年7月2日(土曜日)

2010年度

企画展示「浮かび上がる検閲の実態」

会期:2011年1月24日(月曜日)から3月26日(土曜日)

ミニ展示「発禁本の境界」

会期:2011年1月24日(月曜日)から3月26日(土曜日)

講演会「いつ・だれが・どのように検閲したのか」

講師:安野一之氏/2011年1月28日(金曜日)

講演会「戦前期の発禁本のゆくえ」

講師:大滝則忠氏/2011年2月18日(金曜日)

2008年度

ミニ展示「今に遺る検閲の痕跡」(アンコール)

会期:2008年4月28日(月曜日)から6月21日(土曜日)

2008年1月28日(月曜日)から3月19日(水曜日)まで開催した企画展示「今に遺る検閲の痕跡」は、多くの方々にご覧いただき、またマスメディアでも多数取り上げられました。今回は、ご好評におこたえして、前回ご紹介した図書を再び間近でご覧いただくために、ミニ展示を開催いたします。

講演会「戦前内務省の出版検閲PART2:禁止処分のいろいろ」

講師:浅岡邦雄氏/2008年8月1日(金曜日)

2007年度

企画展示「今に遺る検閲の痕跡」

会期:2008年1月28日(月曜日)から3月19日(水曜日)

戦前期の日本では、中央官庁の一つであった内務省が出版物の検閲をおこなっていました。そのため、全国で出版されたさまざまな本が内務省に納められていました。そして、検閲の結果、出版・頒布が許可された本の一部が、1937(昭和12)年ごろ以降、千代田図書館の前身である駿河台図書館をはじめとする、東京市立図書館4館に委託されていました。
当館で所蔵している内務省から委託された図書は、実際に検閲に使用されたもので、内務省の係官が内容をチェックするために引いた赤線や青線、出版の可否についてのコメントなど、当時どのように検閲がおこなわれていたのかを知ることのできる貴重な資料です。今回は、戦前の出版状況と検閲の一側面を知る手がかりとなる「内務省委託本」の一部をご紹介する展示と、これに関連する本を集めました。

講演会「戦前内務省における出版検閲―昭和初期を中心に―」

講師:浅岡邦雄氏/2008年2月26日(火曜日)